VR映画

■VR映画
新しいのにノスタルジックで映画としては本当にとほほな『バーチャルウォーズ』のパート2,3も注文してしまう。VRの時制っていうのはどのように描きだされているのか、それが気になったため。
バーチャル・ウォーズ2【字幕版】 [VHS]バーチャル・ウォーズ3【字幕版】 [VHS]
一方で、マノヴィッチのように、スクリーン=表象/VR=シミュレーションと二つの伝統を区別するのもよいし、たいていのVR論が、映画論を延長したような議論構成に陥りかねないのは分かる。また、VRの系譜では映画的な二重化された主体とは異なる主体や身体を考える必要も分かる。だが、他方、映画のなかにもすでにファントムライドやシネオラマなどのように、映画でもありVRでもあるような境界事例もあり、パノラマや蝋人形館にさかのぼるどっちつかずの形象もある。ただし、それではあまりに例がふるすぎるので、こうした主題としてのVRをとりあげるVR映画も補っておく必要がある。IMAXと映画の間、それをひとまずVR映画と呼んでおこう。
 でVR映画あげつらう。ベタなものも含む。
 ニルヴァーナ [DVD] The Thirteenth Floor [DVD] ブレインストーム [DVD] GHOST IN THE SHELL?攻殻機動隊? [DVD] トータル・リコール [DVD]

早速見たブレインストームは、冒頭からの仮想的映像のつくりのこだわり、死者の映像、映像に淫する映像中毒になる科学者。。。