ビフォア、アフター

■束ねられる顔
先月25日の書き込み(時代、顔)のタイトルをようやく把握。単数か複数か、束ねられるのか束ねるのかが気になり、記しておく。
ところで、そこで挙げたいくつかの写真集と写真の外見がようやく分かる。


上がレルスキ『日常の顔たちに』、下の左がレルスキの有名な写真「ドイツの炭鉱労働者」、下の右がディルクセン撮影の写真。
まだいくつか調べるべき写真(集)もあるので、それも捜索中。

顔の言説は引き続き捜索中。19世紀から20世紀にかけての共通性と差異が気になる。
情報社会の文化〈2〉イメージのなかの社会の遠藤氏の19世紀の論もあげておこう。もちろん渡辺氏のこの本も司法的同一性の誕生―市民社会における個体識別と登録

■ギルマン、美容、喫煙
ついでにすっかり忘れていたギルマン文献も掘り起こす。
ユダヤ人の身体The Jew's Body
ついでに他のギルマン文献も調べる。煙草、美容整形本なのだろうか。
Aesthetic Surgery (Taschen 25th Anniversary)Smoke: A Global History of Smoking
以前も書いたように資料が蓄積できればビフォア/アフターイメージ論もできそうである。