ひとあな、人形

セクーラ論をようやく送付。
紀要のベンヤミン論の欧文要旨をさっそく書きはじめ、次の原稿の資料をざっとかき集め、辞典の原稿ファイルもたぐりよせる。

■ひとあな、人形
セクーラが序文を書いているので、これも注文。

Manhole Covers (The MIT Press)

考現学的問題は、これまであまり触手は動かなかったが、上記の写真集／論が面白ければ、「マンホール写真」考も立つかもしれない。と思い、思いつくままにあげつらう。
『マンホールのふた〈日本篇〉 (1984年)』、『マンホールの蓋 ヨーロッパ篇』、『マンホール鉄蓋 (1967年)』『マンホール (1967年)』

炭鉱写真論を読んでいて、ひとつ面白かったのが、あのナダールのカタコンベで作業する写真は人形を配したものだったということ。