出張直後

この間、出張。パリとカールスルーエをまわった。カールスルーエではZKM20周年を記念した展覧会を堪能し、パリでは生憎のストまみれの美術館に辟易しつつも、先に紹介した日本写真史シンポを聞きに行く。マジックランターンのこれまでみたこの関連で最も良質の展覧会も見る。

パリであれこれ相手してもらった方々に感謝。

とはいえ、グロッキーなうえに雑用メールが山のように入っているので少々時間をおいて書き継ぎます。

■書籍DVD
ひとまず入手したもの一点。
幻灯展では本展のカタログ以外にも、Realism of light - uses and perceptions of magic lantern from the 17th Century to the 21st centuryという2005年ロンドンで開催の展覧会のカタログを発見。論として幻灯が焦点化されたものを数多く集めた論集になっている。出版元になっている。
幻灯協会のページはここ

日本から注文しようと思った一点。
ポンピドゥのSubversive Image展カタログ
美術館サイトはここ
シュルレアリスム写真の一斉虫干し展みたいな感じだろうがカタログがすさまじい。一冊で4キロを超える、それ自体物として人も殺められそうなカタログ。重すぎる。


これは今回、各地で見かけたarteのシリーズ。日本版では一巻のみが翻訳されているが元の版は3巻ボックスセットになっている。これも翻訳バージョンが出ればよいがひとまず入手しておくことにした。

Contacts 1: Great Tradition of Photojournalism [DVD] [Import]

Contacts 1: Great Tradition of Photojournalism [DVD] [Import]

Contacts 2: The Renewal of Contemporary Photograph [DVD] [Import]

Contacts 2: The Renewal of Contemporary Photograph [DVD] [Import]

Contacts 3: Conceptual Photography [DVD] [Import]

Contacts 3: Conceptual Photography [DVD] [Import]

ハルン・ファロッキ作品もボックスセットがあった。数枚セット入手。たぶんこれか。

Harun Farocki: Against What? Against Whom?

Harun Farocki: Against What? Against Whom?

  • 作者: Nora Alter,Michael Baute,Rainer Bellenbaum,Antje Ehmann,Kodwo Eshun
  • 出版社/メーカー: Walther Konig
  • 発売日: 2010/03/31
  • メディア: ペーパーバック
  • クリック: 1回
  • この商品を含むブログを見る
ジュ・ド・ポームでの最近の展覧会についてディディ=ユベルマンがとくに議論を展開しているという話も聞いた。関連カタログはまたあとで。