裁判関係
■裁判関係
裁判関係の議論のために読む。
両者に共通する記憶の変容の話がまず興味深い。また、後者に関しては映像やビデオを見た際の記憶の精度の問題について、情動についての議論、モンタージュや写真の問題少々がポイントとして面白い。前者については、その詳細な分析のなかで、発話内行為、発話媒介行為など、裁判員と裁判官の微妙な力学の重要な論点も提示されている。欧米の評議形態と日本の裁判員制度の議論形態との差異についてももう少し話を読んでみたくなる。そのためには次の論集を読んでみることにした。
地方裁判所が近所にあるので、裁判員参加の裁判スケジュールや傍聴券配布のページも見てみる。