蛸、アニメ、ハンセン
9月に入りようやく夏休みかと思いきやあれこれ書類作成や雑用に奔走する。
■蛸
会議。非常勤枠をまた減らす話がわいてきた。2人専修が当たり前で15専修ある学部、それが売りなのに、それもわかってくれないどこかの偉いひとが外で非常勤できるならそれを内でやれという。それは違う。他の同僚はどうか知れないけど、非常勤仕事は、いろんな学生さんに会うことができるし、こちらの気づかない惰性を意識させてくれるし、何よりも他の大学の雰囲気を知っておくにはこんな一石二鳥の機会はない。ともかく最近、蛸が自分の足を食らうような話が多くて少々辟易する。
■animation
アニメーションにも少々関わらざるを得なくなったのであれこれ調べ物を始める。
まずはだいぶん昔に入手した映像資料を見直す。ついでに手持ちの本も確認する。アニメーションの巨匠シリーズはついでに2,3,4巻も購入。マッケイも、
- 作者: S.ギンズブルグ,川岸貞一郎
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世界アニメーション映画史 (Anima life‐books)
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■ハンセン論
ソブチャクのモーフィング論をざっと翻訳。ついでにハンセンやガニング論文も全部翻訳してしまおうとファイル整理しつつ読み進める。ハンセンの「青い花」論、「ミッキー&ドナルド」論を経て「ジュラシックパーク論」の手前まで。ガニングは肝心の論文がなかなか届かず待機状態。
アヴァンギャルドのヴァナキュラー性へずらしていくベクトルの萌芽がみられる部分をとりあえず切りつつ考えることにした。