企図過多

科研関連パワポ仕上げで神戸。
うちの部署はプロジェクトが多い。いくつもかませてもらっているけど、それがバッティングすると本当に大変である。

■ガニング論
ようやくガニング論文到着のお知らせも届く。ガニングのアトラクションの議論は、波及効果は凄いのだが、肝心のガニング自身、このアトラクションの議論を集約した本をどうやら出す気がないようである。でもこれは翻訳が早く望まれる。
D.W. Griffith and the Origins of American Narrative Film: The Early Years at Biograph

■フィギュア
マンガミュージアムのフィギュア展にも行く。カタログが案外ページ数がなかったのでついでに海洋堂のレゾネも入手する。これは後期に何かの形で使う予定。でもちっちゃくまとまりそうなミニアチュール論ではあまりに芸がないので、ちっちゃいおじさん=妖精説などをあさってしまう。ちっちゃい写真論とかみあわせで話を考える。画像のイコン性、所有性、憑依性、中毒性の問題。あとはぬいぐるみを旅に連れて行き撮影した写真集などの問題もある。

海洋堂レゾネ

海洋堂レゾネ

それにしてももう少しカタログを分厚くできないものか。フィギュアの問題は最初の規制を開けばかぎりなく面白くなるはず。