業務


■業務
 昨日は7時京都発で京都着が8時の猛烈に忙しい日。
 朝の教養立ち講義では『絵画のメディア学』の有効な流用方法の手前まで話をして、終了。6つの機能に関する写真バージョンをつくってみる。
 午後の専門立ち講義では『アバター』がいかにチュートリアル的に組み立てられているかを話し、ラルティーグの写真の過剰さの手前まで進む。
 演習はマンガ論(『テヅカイズデッド』)を議論。伊藤氏の著書は、読む価値はもちろんあるのだが、時折議論が長引くこともあるし、事例があまりにも論理的に次段階の場合もあるので、そこらへんをきちんと整理しつつ読んでいる。現在の、キャラ/キャラクターの説を参照したややこしい作品について皆であれこれ議論して終了。
 この授業、映画、マンガ、アニメーションに関する論文をセレクトして読んでいるので、そろそろアニメーション基礎論文を考えている。初期アニメーションの邦語文献と宮崎駿関連論文の2極に設定して読むことにした。下記の文献に所収の長谷論文、上野論文、今井論文はひとまず課題に設定。
アニメーションの映画学 (ビジュアル文化シリーズ)映画学的想像力―シネマ・スタディーズの冒険アニメは越境する (日本映画は生きている 第6巻)映画というテクノロジー経験 (視覚文化叢書)ユリイカ2004年12月号 特集=宮崎駿とスタジオジブリユリイカ2001年8月臨時増刊号 総特集=宮崎駿『千と千尋の神隠し』の世界 ファンタジーの力ユリイカ1997年8月臨時増刊号 総特集=宮崎駿の世界

■展覧会
授業で行けそうな展覧会をピックアップする。
大阪市美の歌川国芳展、もう終わりそうなのでチェックする。国立国際の『風穴』展も候補にいれておくし、兵庫の『カンディンスキー』展も同様。ついでに3D映画もひととおり調べてみる。ラプンツェル豆富小僧、ガリバー旅行記パイレーツオブカリビアンなど同時期にこんなにもある。ジャッカス3Dだけは外しておくが。

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