北京シンポ

 今北京にいる。
 北京外国語大学で日本のサブカルと現代の中国との対話という国際シンポでコメントをすることに急遽決まったのであった。なんで私なのかわからなかったが(そういう科研に属しているから半分は分かるけど)ともかく参加した。ついでに大学説明会にも半分参加して向こうの学部生などを目にしてきた。ともかく日々行事があり(これでもゆったりしたスケジュールなのだそうだ)、4日間、あれこれの人とおめもじして2日にあったイベントは予想外に大成功に終わった。香港や北京の面白い研究者とも知り合うことができて有意義だった。また画像とともにあれこれアップする予定(する間もないかもしれない)。
 中国語はまったくできないのだけれど、街中の古い住居が次第に根こそぎになり、そのぽっかりと空いただだっ広い敷地に馬鹿でかい近代的ビルが反復される様と自転車から自動車に移行し車線にあふれかえるワイルドな交通事情、そして立ち込めるスモッグには当初面食らったが、3日たつと少しは慣れた。芸術関係の関連場所に行くことは全くできなかったけれどよしとしよう。以上短い近況報告。
 帰国したらこの夏3本目の博士論文審査、学会発表の準備、夏季集中読書会、学会の編集仕事A,Bをそそくさとこなさねばならない。ということなので諸々の滞った返信要の連絡は来週中にいたしますのでよろしくお願いします。ていうか夏休みはいつ来るのか…。