パリに唐突にやってきてもう明日帰る弾丸出張。
 ジュ・ド・ポームのアイ・ウェイ・ウェイ展がなかなかの賑わいだった。初期のNYなどでの芸術家達の写真から、北京の近代化にともない旧い町並みが根こそぎ解体される写真、ドクメンタでの無茶なプロジェクト、ブログ写真などにいたるまで、彼はある意味写真の可能性をいろいろな仕方で実験しつつある写真家だということもできる。もちろんこの賑わいは同時開催のアボット展も原因であるのだろうが。あとはポンピドゥのダンス展、ヴィデオアート展など。ドワノーはもう体力的に厳しいので断念する。

 日本に帰って気になったもろもろの本などは時間があれば紹介する予定。いつもどおりいつになるかは分からないが。