業務


■業務
 授業一日中。
 ゼミは『テヅカ…』第三章から第四章へ進み―この本は本当に教科書的で細かな滞留部分などを除けばよくできた本だと思う―、講義はクラインから中平につないでいったん終了し――学生がコンポラ以降をやっているのでそのもとの議論の平面からの切断や私や風景の問題の転換については再度もどって論じることにした――、ハンセンはドゥルーズ批判の箇所を読む。

 キャラという語に学生があまりきちんと反応できないのでついつい喋りすぎるのと、中平をいくら説明してもそのエッジゆえの猫写真をもう少し深く理解してくれない子が多いのに少々かりかりしつつ一日を終える。ハンセンはもう数回で、次は次のテクストを拾い読みすることになった。

Electronic Culture: Technology and Visual Representation

木曜日は4コマやっているのだが、もうひとつ自主ゼミを立てることにする。夏の読書会でベルティングのテクストのなかで読み損ねたものを読むことにした。これで5コマ。