車庫入り

 ポーター論のしめくくりを作成。彼の『大列車強盗』のもつ――分裂的構造、多面的上映方法、列車との関係、物語映画との距離、観者への訴求方法などの面から――多中心的なフィルムだということがますます明らかになる。
 懸案のヒステリー問題は次期に回すことにする。鉄道神経症、トラウマ、ヒステリー、催眠、ショックの問題は、まだまだ資料が足りないような気がする。年明けか来期に再論の予定。さしずめ車庫に寝かすの状態。
 次はトルボット論を始める。年末年始の締切り分。

 今日は針はやめてマッサージ。背中の二枚目の奥の板をほぐす。